Netflixオリジナル SF戦争アクション大作『スペクトル』で燃えまくった!

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NetflixはSF作品に恵まれている。
ドラマも含めて面白い。

これもそのひとつで、ちょっと前の映画だけど、前回観た『アナイアレイション』が最高だったので、こっちも観てみました。

不可解で小難しい『アナイアレイション』を観た後では、『スペクトル』の面白さは一目瞭然で単純明快。
誰もがポカーンと口を開けて楽しめる純然たるエンタメに仕上がっていました。

話はこんな感じ↓

市民と反乱軍が内紛で揉める東欧の国で、どこからともなく謎の敵が襲来。
目に見えず、通常兵器も通用しない正体不明の不気味な相手に、科学者と米軍特殊部隊が立ち向かう。。。オバケ?エイリアンか?はたまた他の何かか?

観る前は「どーせB級映画なんでしょ?」なんて油断しまくったナメた姿勢で鑑賞に臨んだオレw

ホントごめんなさいw

最高です『スペクトル』!

この未知の敵がとっても怖い!
動きは速いし、人間みたいなフォームしてるのに、ゴーストバスターズのオバケみたいな浮遊攻撃してくるし、触れただけで相手は死んでしまうし、そもそも凄く光っているという恐ろしさ。

そんなワケのわからない連中が、ただでさえ過酷を極める内紛のヨーロッパで状況を悪化させるというハタ迷惑な話なのだ。

この正体については登場人物同様、観ているこちらも色々と推察しちゃうわけです。

そして、そのすべてがことごとく外れるというw

その点で本作はSF映画として優れていて、ちゃんと主人公の「科学者」という役割を大切にしながら話が展開する。
科学者視点による独自の理論と理屈を用意していて、彼がアドリブで作り出す兵器や道具も大活躍する。
このため未知の敵への興味が最後まで薄れないのだ。

SF映画としてはもちろん、アクション表現においては戦争映画のスタイルを最後まで貫いているのも特徴。

『プレデター』『ブラックホーク・ダウン』『世界侵略 ロサンゼルス決戦』『13時間 ベンガジの秘密の兵士』という作品群。

まさにオレの好きすぎるタイプの映画で、『スペクトル』もこの系列であり、これらの映画の面白さをすべて集約させたといってもいい贅沢さ。

米軍がワケのわからない化け物に一方的にやられまくるのは『プレデター』以来の痛快さだし、戦場での混沌は『ブラックホーク・ダウン』や『世界侵略』で、途中で篭城する件は『13時間』だ。

出演俳優も過去に軍人を演じてきた方たちで、どこかで観たことのある顔があちらこちらに出ている。
だからその所作に何も心配はないw

米軍が敵の陣地に突っ込んでいくクライマックスはもう燃えまくりw

常識外れのSFな敵に対して常識外れのSF兵器が大暴れするバトルは「クール!」の一言。

この映画、はっきり言ってアクションがカッコよすぎるw
絶対シビれますw

未知の敵を表現する特殊効果も素晴らしいが、やっぱ戦争アクションとしての面白さが抜きん出ている。
実はメッセージ性も高く、抑制されたラストも良かった。

『スペクトル』はB級映画どころかちゃんとした大作だし、SF映画としてマジメかつ丁寧に作っていて、ストーリーに緊迫感もある。

個人的には真っ当な戦争映画としての完成度を高く評価したいオススメの一本だ。

Netflixにて絶賛配信中!

戦争映画>SF度 100点満点!

公式サイト

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