『オーヴァーロード』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』『スパイダーマン:スパイダーバース』

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『オーヴァーロード』

第二次大戦中にアメリカ軍の小隊がフランスの田舎村に不時着して、現地でひそかに行われているナチスドイツの忌まわしき人体実験の実態を知り、怒ってやっつけに行く話。

これはメタクソに面白かった!
すぐ観てくれ。

いきなりあんなに面白いのは久しぶりだった。
冒頭から凄いカオス仕掛けてきて、しっちゃかめっちゃかのドタバタ。

地味なメンツぞろいだけど、キャラがみんな立ちまくってて、展開も予測できない緊張感。

そんでもって、途中からは色々な変なモノが登場して、変なことが起こりまくりますw

そこら辺はセンスが際立ってた。
ジョン・カーペンターを観て、バイオハザードで遊んで育った人が素直に自分のやりたいことをいかんなく発揮した感じ。
発想がいちいちバカで面白いので、この監督には期待していいと思います。
すでに好感度がバリバリ高いですねw

同じような話の『武器人間』があるけど、あっちはまぁ悪フザケの域を出ていなかったし、ファウンド・フッテージ・スタイルだったのでどうしても映画としてのスケールがなかった。

『オーヴァーロード』はめっちゃ怖いし、おぞましいし、迫力の戦争バイオレンス。
しかも、ちゃんとお金かけて作ってて、ドシッと大作感あるのだ。

オススメ。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』

これはもーね、当たり前のように面白かったですw
もちろん文句ない。

映画館で観たかったのに、堂々と見逃して、後で悔しい気持ちに苛まれた作品w

やっぱ最高でした。
なんつっても、ダーマンですからね。

誰が作ってもダーマンは最高だし、心に刺さるのだ。

MCUのダーマンってことなんだから、エンドゲーム後の世界でのダーマンの葛藤と覚悟の話。
ダーマンらしいギャグとアクションたっぷりに描かれる。

ピーター・パーカーの恋に青春。
そんな若モンらしいことを堪能したいのに、アイアンちゃんこと故トニー・スタークから受け継がれたヒーローとしての責任が心にのしかかる。
重圧に押しつぶされそうになりながらの新しい敵とのいまだかつてない戦いなのだ。

今回はミステリオという味方なのか敵なのか何者なのか分からない不可解なキャラが登場で、ショックと驚きの展開を見せる。

トニーの過去にもつながる意外な因縁深さも明るみになり、ダーマンの心情も複雑。

エンドゲームを受けてのダーマンの活躍として良く描かれてた。
誰もが観ても評価は高くなってしまうと思う。

MCUの安定感は間違いなし。

傑作。

『スパイダーマン:スパイダーバース』

死ぬほどオモシレーw
なんじゃこれw

尋常じゃないよね。
あまりに面白い。

ダーマンにして、最高峰のダーマン。
ダーマンの極致。
完全で、完璧なダーマン。
これ以上のダーマンって作れるんですか?

マジで、こんな感動的なダーマンはかつてなかった。

サム・ライミ版もマーク・ウェブ版も泣けたけど、最も泣ける話だったのがこのスパイダーバース。

ダーマンってなんでこんなに泣けるのかね。
ダーマンという精神がもはや正義の原点であり、その真っ直ぐなありかたに鑑賞者の心を動かす力があるのだ。
ダーマンは普遍。

ダーマン史上に残る高度で、深淵なストーリーで、泣かずにはいられなかった。

タイトルから察する通りバースってことで、なんとユニバースなのだ。
色んな並行世界がつながって、複数のダーマンが次から次へと登場。
誰もが想定してない姿形のダーマンまで平然とダーマンとして一緒に大暴れw
まさに「多様性」の時代w

おまけに、今度はメイおばさんまでクールに戦うのだw
メイおばさん、めっちゃカッコ良かったw

これまでさんざんと実写化されてきたダーマンなのに、今ごろになってアニメーションとしてのダーマン。

「なんで今更?」って思ったのは事実。
でも、観たら分かる。

アニメーションという表現だから成し得た、作り得たダーマンなのだ。
今だからの最新技術で描き込まれる全く新しいダーマンの始まりをオレは目撃した。

圧倒的な表現。
スパイダーバース、超絶傑作!

以上。

こんな感じで、今回の記事は複数の作品についてババババーッと片付けてしまいました。
面倒すぎて怒涛の感想文w
結局は何書いてるのか分からないかもしれませんがw

『レプリカズ』も観たけど、これはスルーしますねw
いい映画でしたが。

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