今すぐ借りてくるべき!!
最高傑作の超絶傑作!
信じられないほどエンタメな展開で興奮しまくった。
出てくるキャラクターは圧倒的に、神がかり的に可愛すぎw
ストーリーは驚くべき洗練を成し遂げ、今度もやっぱりスゲー泣けた。
前作は泣けすぎて、後半はほぼ画面が何も見えなかったけど、今回は最後まで何もかもが見逃せなかった。
この映画、最高ですわマジで。
アーケードゲームからオンラインゲームへ。
そんな時代の流れに逆らえず、今度こそシュガーラッシュが存続の危機。
Wifiの先には何があるのか?
シュガーラッシュを守るために、ラルフとヴァネロペちゃんは未知のインターネットの世界に飛び込むのだ。
それは全く新しく、危険な冒険の始まり。
変わらない毎日を気ままに過ごす現状に満足するラルフと同じ毎日を繰り返す現状に不満を抱くヴァネロペちゃん。
そんな二人の価値観の違いからドラマが起こる。
二人の気持ちがいちいちスゲー分かるから、心苦しく、胸がしめ付けられる。
自分が何を求めているかってのは成長の中で間違いなく明確にしていかなければならない。
そして、そこに向かっていく。
たとえ今いる場所や人から離れることになっても。。。
好奇心が強く、世界の先を見ようとするヴァネロペちゃんが積極的に動くことで、ラルフの葛藤も激しくなる。
この二人の関係性の描写が秀逸にも程があるのだ。
大切な相手を深く強く思うことで、それが逆に相手を遠ざけてしまう哀しみとやるせなさ。
常に一緒にいることが友情なのか?
あらゆる人間が大人になるために通ってきた辛く、でも避けがたく、絶対的に必要な道。
それがラルフとヴァネロぺちゃんの間にも起こる。
泣けますよ。
主役の二人がとにかく魅力的。
どこまでも人間的w
だからこそ純粋で、強固な人間的感情は、自分以外への思いやりが排除された瞬間にエゴに変貌する。
不安定な負の感情が強大な破壊力を持つ「インターネットウイルス」となって襲ってくる終盤は恐ろしかった。
ラルフとヴァネロペちゃんが飛び込んだ世界はあまりにも無限に広がり、刺激的な体験と多くの出会いに溢れていた。
でも、それまでの生き方を問いてくるがゆえに残酷な場所だったのだ。
自らの揺れる心と真剣に向き合う二人。
そして、その果てに示されたモノ。
オレを本気で感動させてくれた。
結局、この映画は友情と思いやりに満ちていた。
ラルフとヴァネロペちゃんはとびっきりの大親友。
間違いない!
いやー、素晴らしすぎました。
そんなわけでストーリーももちろんそうなんですが、世界観がもうね、言葉失うような表現力。
ネットの裏側の仕組みや構造があまりにも可愛すぎで、立ちまくったキャラクターで紹介され、ディテールまで描きこまれたCGアニメならではのビジュアル表現には息を呑む。
ディズニーが自身のブランドを懸命に茶化したり、いじってくるサービス精神満点の遊び心なんかも愉快で仕方ないw
この懐の深さね。
現代の手軽になんでも手に入り、誰とでも繋がれるネット社会をちゃーんと風刺し、批評しながらも、思慮深く、ポジティブなのがディズニー。
常に理性的なのに、スゲー胸を熱くさせてくれる作品。
もはや映画を支配しているとさえ言える無敵ディズニーの大人の余裕とエンタメ力に惚れ惚れする。
『シュガーラッシュ:オンライン』がその最先端。
なんで映画館に観に行かなかったんだろうオレw
悔やんでも悔やんでも、結局観に行かなかったんだから自己責任!w
死ぬほど傑作なんで観てください!