Netflixオリジナル 役者、脚本、演出が見事な『ベイルート』はリアルで、緊迫な政治スリラーだった。

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「Netflix、半端ないって!」

そんな声が聞こえてきそうなほど、Netflixコンテンツの充実度は異常w

『ベイルート』なんかも凄く良く出来ていて、実際の社会情勢を背景にした迫力のある政治スリラー。

内戦で一触即発なデンジャラスなベイルートで、アメリカ人の諜報員がテロリストに誘拐されて、ベイルート駐在経験のある口八丁の元外交官が交渉を任される話。

ブットンだ設定や展開はない堅実な作りなんだけど、役者の演技や脚本がとっても巧妙なので最後までどうなるか分からなくてヒヤヒヤさせられましたw

主役の交渉人ジョン・ハムさんが凄く良い。

交渉相手がテロリストなのに、本人はアル中というのが緊張感あるw

アル中のせいかいっつもヤバい汗出てるし、暗い過去をひきずっているあたり心の闇も深くて人間的に面白い。

人質を解放させるためのまるでスパイ戦のような交渉や駆け引きがスリリング。

ジョン・ハムさんが口先の巧さを利用して心理的に優位に立ち、、相手を思い通り動かす辺りとか楽しい。

テロリストだけではなく、政治的な思惑で動くイスラエル政府やCIAの本音なんかも描かれていて、話は一筋縄ではいかないのだ。

当時の社会的リアルに基づかれたフィクションの面白さが上手い具合に出来上がっているエンタメだった。

ミュンヘン・オリンピックのテロ事件の気配を物語の背後に感じさせながら、イスラエルがレバノン侵攻に向かっていくか否かの緊張感もあったりして、まるで実話のような迫力に満ちていた。

主演のジョン・ハムを始め、後半は重要な役回りにもなるロザムンド・ゴーンガール・パイクとか役者の魅力も引き出されていて見所は満載です。

そんでもって、驚くべき事実もあります。

なんと、まさかのブラッド・アンダーソン監督作品なんですコレw

中東を舞台とした政治スリラーって題材としてブラッド・アンダーソンのイメージ皆無だったので、あまりにも意外でした。

『マシニスト』以来『セッション9』『ザ・コール』『アサイラム』とほぼ精神病なサイコ映画の専門家みたいなレッテルを貼っていましたw

でも、『ベイルート』ではしっかり求められる仕事してましたw

得意なサイコな展開ゼロで、ちゃんと作るべき作品を作っていたのでやっぱやり手だなと感動した。

この映画は一見こじんまりとしているようで、お金はかかっているし、マジメで、緊張感があり、キャストは実力を伴う売れっ子を起用しいてるし、立派なエンタメ大作なのだ。

個人的には、ブラッド・アンダーソンはまだまだ健在ということが一番嬉しかったw

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