『ディヴァイン・フューリー/使者』

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幼い時に父親の不慮の死を経験し、父親を守ってくれなかった神への失望と憎しみを煮えたぎらせながら、その怒りすなわちフューリーを原動力に世界チャンピオンとなった若き格闘家パク・ソジュンが、ある日から右手に大出血と苦痛を伴う聖痕を授かってしまったから大変な見えざる運命に導かれ、自身の中で揺らぐ信仰心と向き合い、強大で卑劣な悪の力とのガチンコ対決が待ち受けちゃう韓国が得意なおどろしいオカルト要素満載のオカルトアクション。

バチカンより派遣された神の使いであり、悪魔祓いのベテラン神父との出会いにより、神への反発と拒絶に対しての客観的な冷静な見つめがなされ、聖痕が意味する神のご意志を受け入れていく主人公が、続発する悪魔憑き事案の背後に潜む闇の司教なる邪悪な存在に気づき、神父と共に聖なる戦いに身を投じていく。

神の力宿らせた聖痕の右手に炎燃えたゆらせて、アイアンフィストばりに悪魔祭りの闇の力を拳で殴り倒す選ばれし戦士パク・ソジュン。

マジでカッコ良かったし、後半の繰り広げるアクションはバリバリに映えていたw

敵対する闇の司教の気持ち悪さや悪魔憑きされる被害者の皆さんの熱演もあってオカルト映画としての空気作りはなかなか。

相棒的な立ち位置の神父のオッサンがこれまたクールだけど親しみやすくていいキャラだし、迷えるパク・ソジュンのお腹にストンと落ちる有難い言葉連発してくれます。

パク・ソジュンが背高いし、イケメンだし、演技上手いし、ガタイもいいし、アクションも出来てと韓国の若手俳優のレベルはやっぱり羨ましいと再認識。

『ディヴァイン・フューリー/使者』はスリリングなオカルトホラーとキャラの立ったバディ物と迫力の格闘アクションの面白さが詰め込まれて見応えありました。

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