まさか『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』が実話だとは。。。!

スポンサーリンク

とんでもない映画でした!
『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』

信じられない話で、観賞後しばらく立ち直れない凄まじさでした。。。
脳震盪レベルの衝撃度満点の奇跡の実話。
いやマジで信じられない。。。何度観てもきっと信用しないと思いますw

そんな疑心暗鬼に陥りがちな疑い深いアナタこそ超必見の傑作実録ドラマ。

信用するかしないかは見てのお楽しみ。

インドで迷子になった5歳の男の子サルーが、1600キロ回送列車で移動した挙句、路上生活を強いられ、ハードな施設暮らしを経験し、オーストラリアの優しい夫婦に里子に出されたけど、25年目に故郷をグーグルアースとかいうネットの便利なツールで探し出すという話。

「そんなドラマみたいな実話あるのか?!」って誰でも思います。

観たことも聞いたこともない話だし、彼が故郷を見つけ出したのもつい最近の話というのも驚き。
原作なんて読んだら、語られていない凄い話がもっと出てきそうなので耐えられるかどうか。。。ちょっと勇気ないですね。

そんなタジタジになってしまう奇跡にも程があるストーリーを実力派キャストが丁寧に表現してくれます。

過去に置いてきてしまった家族と現在の自分を育ててくれた家族との間で葛藤する大人時代のサルーを、『スラムドッグ$ミリオネア』『チャッピー』のデイヴ・パテルが繊細に好演。

里親としてサルーを迎い入れ、深い愛情を注ぐ母親役をニコール・キッドマンが演じています。

で、このニコール・キッドマンが凄くいい。
出番はそんなにないですが、少ない場面で観る者をグイと引き込むインパクトが素晴らしかった。
どこか執念にも近い里親としての強い意志を語る場面は、こちらが圧倒されるほどの迫力でした。

ルーニー・マーラの見事な可愛らしさに癒されるし、波乱万丈な少年時代のサルーを演じた子役がこれまた達者。
前半はこの子のパフォーマンスに魅せられる。

サルーが故郷に戻って家族が再会してからは涙しか出てこなくて画面が見えないし、タイトルの「ライオン」の意味が判明するラストでは謎が解けた嬉しさのあまり倒れそうになりました。

そんな感じで、まるでジェットコースターのごとく急転展開する信じられない一本。
観る以外の選択肢などない『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』をぜひ!

実話だと信じられない度 100点満点!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする