ピアース・ブロスナンです。
スパイのヤツです。
ボンド以来のスパイです。
だから面白いですw
当たり前のように面白かった。
あまりに敏腕すぎてるあまり引退したのに現場復帰のお呼びをかけられたCIAのレジェンドなスパイ、ピアース・ブロスナン様が、早速の久々任務で個人的に親密だったスパイ仲間が殺されてしまい、CIAのドス黒い思惑とロシア次期大統領候補のドス黒い歴史に翻弄されながら、いつものようにカッコよく立ち向かってました。
そりゃね、スパイやってるピアース・ブロスナンなんで、すべてのピアース・ブロスナンが出てるシーンがカッコよかったです。
車運転してるピアース・ブロスナン。
銃ぶっ放してるピアース・ブロスナン。
女にナイフ突き付けてるピアース・ブロスナン。
なんか余裕ぶっこいてるピアース・ブロスナン。
特に何もしていないけど、そこにいるピアース・ブロスナン。
ことごとくピアース・ブロスナンが神も悪魔も慄くカッコよさ。
この映画のフィルム自体を美術館に保存したほうが吉です、ここまでカッコいいと。
それぐらいピアース・ブロスナンがただただカッコいいのだ。
このカッコよさはなんなんでしょうね。
みんなが隠そうと思っても本音では認めてる実は一番大好きな『ゴールデン・アイ』から『ダイ・アナザー・デイ』までの期間のジェームズ・ボンドをやり遂げた人という経歴の持ち主ですからね。
そんなピアース・ブロスナンは凄いです。
映画熱盛り上がり全盛の学生時代に映画館でリアルタイムで観てた唯一のボンドがピアース・ブロスナン。
オレにとってボンドと言えば、どうあがこうがピアース・ブロスナン。
だから断然贔屓するし、ピアース・ブロスナンが出てて、それがスパイ役なら、それはもう最高に決まっている。
『スパイ・レジェンド』のピアース・ブロスナン。
この年になっても劣れないボンドなオーラ。
まるでボンドのその後を見せられているような嬉しさ。
敵対するスパイとして、教え子の若くて有能なイケメンスパイもテキパキと動いて頑張っていたが、やっぱボンドというキャリアを誇るピアース・ブロスナンのわざわざカッコつけなくてもカッコいい自然体というかね、ボンドな年季の入った熟練なカッコよさには敵うわけないのでご愁傷様というかね。
ピアース・ブロスナンに対抗できるはずがないので、諦めてくださいとしか言えない。
史上最高のボンドをやってのけた人という経験値が違いますよね。
カッコよすぎますマジで。
ピアース・ブロスナンがまだスパイです。
それだけでこの映画は観る価値あります。
ピアース・ブロスナンに生まれれば良かったですオレは。
ちぇ。