火星を題材にしたSF映画はたくさんありますが、これからは土星ですw
土星が2018年以降のSF映画のキーワードになります。
今年がターニングポイントになる。
知らないけどw
そこら辺は全然責任は持ちませんが、土星押しの『タイタン』なんかを今日は観た。
Netflixが得意とする(と勝手に思っているw)SF作品。
舞台は近未来で、もはや地球は食糧不足と災害で住めなくなることが決定してます。
そこで、火星じゃなくてなぜか土星に目をつけた人たちが、人類を改造して土星の環境に適応させるという計画を起こします。
地球のためと志願した数名の兵士が人体実験を受け始めるが。。。
という話です。
実際に発表されている研究では、いわゆるテラフォーミングですよね。
まず星の環境を変えて、人類を移住させるという考え方ですが、この映画では真逆です。
人類改造という発想がいきなりブットんでいて、案の定映画もブットんだ事態に展開しますw
最初は順調に実験は進むんだけど、不吉な事件が発生して、雲行きがあっという間に怪しくなっていきます。
そもそも計画の責任者がトム・ウィルキンソンさんというのがなんとも信用度が低いw
責任感あるのかないのか分からないあのいつもの佇まいが、こちらを不安にさせてくれるので絶妙な配役だと思いましたw
「地球の希望になれる!わーい!」なんつってノリノリで実験に参加するのが、我らがサム・ワーシントンさん。
『アバター』『タイタンの戦い』『ターミネーター4』とほとんどマトモな人間の役がないw
そして、今回も人間からなんだか分からない生き物へと変身していく役なので、まさにうってつけw
被験者の肉体が少しずつ異常をきたし、変貌を遂げていく過程が中盤じっくり描かれ、後半はほとんど『ザ・フライ』とか『スプライス』のようなSFホラーになります。
ワーシントンさんの希望どころか人類の希望も絶望に、夢も悪夢へと変貌。
このまま地獄絵図となって、全員地獄に落ちて、地球滅亡と落ち着くのかと期待したが、実は『タイタン』は違ったのだw
もはや地獄になるしかない話なのに、無理矢理落とし前をつけるその心意気w
しかも、ちょっと感動さえしてしまったw
『タイタン』はやっぱり土星を押したかったのだ!w
Netflixで絶賛配信中ですので機会があればぜひ!