言葉も意識も正気も大切な物、すべて失いました。
人生を変えるぐらいのあまりの面白さですこれは。
面白さに次ぐ面白さの面白展開の矢継ぎ早な面白テンションが常識破りすぎて一向に止まる気配なかったですw
この面白事態を冷静に受け止めて対応できるほどのCPU備わっていない低スペック氷河期世代人間なので、ヨダレ垂れ流して白目ひん剥いて悶絶するしか手立てのない異常的面白傑作。
ジェームズ・ガンってことだし、一応予告も確認はして覚悟はしていたんですが、それにしても想像以上の凄い映画でした。
2021年、最も映画館で見逃して悔しかった作品ナンバーワン決定ですマジで。
当時は、悩みに悩んでシャマランの『オールド』優先しちゃったからねオレw
新スースクかシャマランの新作かってのは、映画的にかなり過酷で、厳しい選択でしたから。
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』、つーことで、やっとこさ観ました!
衝撃的すぎて、何を観たのか自分の目と神経を疑ってしまう超絶的映画体験になってしまいました。
観ちゃいけないモノを観てしまった動揺とパニック。
足を踏み入れちゃダメな世界に全身ドボーン!つって突っ込んじゃった後戻り出来なさで罪悪感にも近いこの複雑な心境をどうにかしてくれw
いやー、今度のスースク、頭がおかしすぎる。
つまり、最高を超える最高の最高峰の頂点。
スーパーヒーローというか全員ただの世の中に放っちゃダメなレベルの快楽殺人者の集まりw
二足歩行で片言英語しゃべる人食いザメとかなんて、もはや忌まわしい化け物でしかないw
演じるスタローンがこれまたハマりすぎてヤバいw
ハーレイ・クインさんは単独主演映画よりはるかに生き生きと伸び伸びと、快活にせっせと人殺しに精を出していて魅力しかない。
パンツいっちょと銀ピカ便器ヘルメットの変態ビジュアルな筋肉殺人鬼ジョン・シナ。
母親に殺意とトラウマ抱くカラフルな水玉湿疹ウイルス放つ感染病の異常者。
ファンタスティック・ビーストの杖の先端並にピカーッと光る灯で、ドブネズミの大群操る熟睡しがちなホームレス女。
このようないちいち気持ち悪い自殺部隊の面々の活躍っぷりがマジで常軌を逸してエンタメ。
悪寒が走るようなおぞましい発想の超人能力の数々が凄絶でショッキング。
“Warner Bros. Pictures Presents”からのオープニングクレジットのためだけに、そのためだけに、ムダにマイケル・ルーカーを活用したのもさすがの判断。
ジェームズ・ガンはマイケル・ルーカーを好きすぎるw
つーか、嫌いなヤツがいないけどw
変態キャラクターの変態描写が立ちすぎるぐらい立っていて、デビッド・エアー版のスースクと比べると一目瞭然で変態。
悪ノリのすぎる傍若無人な暴走展開、ドス黒く邪悪に光る遊び心、えげつない野蛮な人殺し表現、理解不能なめちゃくちゃなストーリー、『スリザー』魂の土台が揺るがぬ巨大宇宙生物パニック。
精神ぶっちぎり異常者のケバケバしく危険な思想の気の狂った脳内がレーティング一切なしでそのまま映像化されとるじゃない。
本当にね、これは精神異常の凄い映画。
21世紀では、一番気の変な映画。
統一性のある世界観が確立しているマーベルでは決してできない個性溢れる必殺的変態技のこれでもかの繰り出しっぷりに頭がクラクラしました。
ジェームズ・ガンという個人がいかにブットんだキチガイな逸材で、創造力の塊で、突き抜けた表現力の持ち主で、唯一無二の確固としたビジョンを誇っているかこれ以上明確に理解できる芸術作品はないです。
今後のDC映画は全部ジェームズ・ガンが作れば万事オッケー。一生安泰。
ユルユルでたるんだDCエクステンデッド・ユニバースの腑抜けな精神に一発気合をブチかましたジェームズ・ガンのカッコ良さ。
震えましたねオレは。
将来はジェームズ・ガンの作る『ワンダーウーマン』や『アクアマン』や『シャザム!』を世界は待望しています。
そこんとこよろしくおねげーします。
んじゃ。