元気!
元気さえあれば何でも乗り切れる!
まさにそんな映画でした。
うつ病も一発で治るぐらいの勢いで、どんだけ気持ちが落ちてる鑑賞者も元気しか出ない一本。
オレにとって、春のナンバーワン映画ですw
この映画は本当にメチャクチャな話で、科学的な設定とかデタラメだし、あまりにも面白すぎるせいで後半は何をやってるのかさえ分からないw
有無を言わせない面白さで、鑑賞後は意味は分からないがとにかく最高だったという感想しか出てこないのだw
ゴリラや狼やワニに似た水生生物がキングコング並に巨大化して、雄たけび上げながら、ヘリや車両をブン投げたり、高層ビルによじ登ったりして大暴れする本作。
こんな狂った映画が実写で観れるなんて、この時代を生きているオレはラッキーすぎる。
神と御仏に感謝。
そもそもこーゆー映画って大好きなんですオレは。
「とりあえず巨大化させれば面白いはずだ」ってゆー発想は、はっきり言って正しいですw
昔から動物や昆虫が巨大化する映画作りが伝統として続いていたことを考えても、映画的に正しい認識だったと言える。
動物や昆虫はデカくなればなるほど面白い。
もちろんちゃんと作ることが前提。
お金をちゃんとかけて、ちゃんとした監督が撮って、ちゃんとしたスターが主演じゃないとならない。
そして、どう考えてもバカみたいな話でも大真面目に作る。
そんな思想が実を結んだ作品が『ランペイジ 巨獣大乱闘』だ。
エロリー・エルカイエム監督の『スパイダー・パニック!』以来の感動的で本格的な巨大化をオレは目撃した。
オレはこのクモが巨大化してパニックになる映画が大好きで、何度も何度も観た。
巨大なクモが大暴れする話なんて面白いに決まっている。
『スパイダー・パニック!』の生誕以来、ちゃんとした巨大化映画ってずっと作られてこなかった気がします。
個人的に待望すぎる新作で、しかも最先端の技術で映画化してしまったハリウッドは偉い。
しかも、ゴリラと狼とワニに似た水生生物と三種類も巨大になってる。
凄く豪華だ。
こいつらがシカゴの街に上陸して自由奔放に振舞っている姿は圧巻。
ひたすら笑っていたw
楽しすぎてw
そこに我らがロック様、またの名をドウェイン・ジョンソンさんが絡んでくるので、どっちがバケモノなのか分からないという文字通りの巨獣大乱闘が展開。
もはや高齢化したスタローン世代のかつてのアクションスターにはできないことがドウェイン・ジョンソンにはできる。
怪獣と互角に戦えるのはもはや人間なのか怪獣なのか分からない奇怪な存在のドウェイン・ジョンソンだけ。
スペクタクルが服を着て歩いているような正統派のスペクタクル俳優。
そんな凄い人が巨大化したゴリラと狼とワニに似た水生生物とメチャクチャな殺し合いを繰り広げる映画が『ランペイジ 巨獣大乱闘』なのだ。
面白くないはずがない。
とにかく黙って観るしかない。
元気出るよ!w
ちなみに監督はブラッド・ペイトンって人。
まさかの『カリフォルニア・ダウン』の人w
ローランド・エメリッヒの正統な後継者として今後とも常識破壊のパニック映画を量産して欲しい。
ドウェイン・ジョンソンとブラッド・ペイトン。
この2人には期待しかない。
では!