2月14日公開!『1917 命をかけた伝令』試写会。

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なるほどね。
アカデミー賞総ナメ間違いなしw

全部取る。
すべての部門取る。
洗いざらい取るw

それぐらいの傑作。

凄いの観ちゃった。
歴史の目撃者。

もはや戦争どうこうの作品じゃないのよ。
戦争は悲惨だとか残酷だとか、そんな当たり前のことを今更ノンキにブツブツと訴えてる場合じゃないの。
そんな凡作じゃないし、志の低い映画じゃないよコレは。

なんか、こー、映画でありながら映画という楽しませ方の枠から飛び越えてくる試み。

鑑賞というより体験。
そっちに近い感覚。

物語を語るというよりも物語自体がもはや「体験」なのだ。

主人公に起こる出来事はオレにも起こっていた。

ある地点からある地点まで、戦局を変える重要な伝言を託された上等兵の険しい道のりが、冒頭から終わりまで「ワンカット」で示される本作。

いや、分かってはいるよ。
実際は「ワンカット」という見せ方だってことは。

宣伝文句の「ワンカット映像」というハッタリ演出が、あまりにも神業すぎw

つまり「ワンカットに見える映像」の技術が高すぎてビビる。

こんな映像を誰がどこからどうやって撮影したんだってシーンが延々と連続する。
本当に不思議で仕方ないのだ。

撮影者ロジャー・ディーキンスさんが超能力の持ち主としか思えんw

『バードマン』なんかで似たような実験してたけど、「戦場」ってゆーシチュエーションなので、死がすぐそこにあるという緊迫感が違う。
『ヴィクトリア』に至っては、単純に映画としてつまらなかった。

『1917 命をかけた伝令』こそ、ワンカット表現のあるべき姿を叩きつけた気合の籠った最先端。

右から左から上から下からグルングルンと動き回るカメラは、まるで意志を持っているかのように自由自在で、最強の無双っぷり。

今の場面で起こっている状況が全く違う状況へとシームレスにつながっていって、サスペンスとスペクタクルは止まらないし、思いもがけないドラマが次から次へと展開する。

そんなわけで、メチャクチャ面白かった。

もーね、息も絶え絶えになりながらも身を乗り出さずにいられなかった。
鑑賞後は、戦場の混沌から生きて生還できた気持ちで嬉しかったw

そんな常軌を逸した臨場感を、この映画が映画館にもたらす。
そう。
オレは間違いなく戦場にいたのだw

あまりの臨場感で、主人公の心にびっちりと寄り添ってしまっていたことに気づかされるラスト。
やっぱり泣かせてくれた。

もちろん映画界が誇る名曲クリエイターであるトーマス・ニューマンのBGMが、饒舌すぎるぐらいに全編を通して盛り上げてくれる辺りも抜かりなし。
そこはサム・メンデス映画の常套手段w

死角ナシですよマジでw

『1917 命をかけた伝令』は、命をかけすぎのインポッシブルすぎるミッションが、クレイジーなワンカットで没入体験できる「観る」を超越したエンタメ。
ぜひともヒーヒーと悶絶してきてくださいw
絶対にね。

だからこそ、この映画が公開される頃には新型肺炎なんつー恐怖のテロリズムは無事に解決していてくれw

公式サイト

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