『無双の鉄拳』

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ついに出た。

シュワちゃん、ドウェイン・ジョンソン、デイヴ・バウティスタに続くのはこの人しかいない。

映画界に朗報。
業界の未来を託されたスーパー・アクション・スターが誕生してしまいました。

なんと韓国から。

誰もが認めるマ・ドンソクさんです。

つーか、そんな人初めて知りましたオレw
『無双の鉄拳』が初見で初耳w

市場で真面目に働くマ・ドンソクさんが、最愛でラブラブでこの世で一番大切なカミサンが何者かに誘拐されて、大金と交換に諦めろなんて勝手に決められて、めっちゃ怒る話です。

お察しの通り韓国映画おなじみで、お約束な闇の人身売買組織が女を売り飛ばしてるわけですw
相変わらずねw
期待通りとも言えますw

『アジョシ』好きなので、この手の話は全部好きですねw

普段はお人好しでおとなしい性格のマ・ドンソクさんですが、実はかつては…ってことで、今回もそうですw

みんな大好きな「ナメてた相手が実は」プラットフォームの系統でして、このトレンドは永遠に落ちぶれずに生涯不滅w

見るからにナメちゃダメそうなマ・ドンソクさんだって一度はこのロールを演じてみたいのだw

素敵な笑顔と腰の低さで善良な社会人やってる前半から一転して、とうとうブチ切れてからのマ・ドンソクさんの覚醒っぷりは鮮やか。

封印していた鉄拳で敵を黙らせるノックアウトの気絶技が大暴れ。
のっしのっしと巨体揺らして、破壊的な重い拳がモノを言う。

まるで全盛期のシュワちゃんみたいなノリの漫画風な肉弾戦が展開。

健気にもカーアクションまで用意してくれて、この気配りには感謝しかないですw

しかも、アクションシーンと同じぐらいになぜか笑いにも力入ってて、ボケとツッコミボケの愉快な仲間が、マ・ドンソクさんの活躍の合間に良質な漫才を披露してくれるのだw

敵も実は一人も殺してない辺りが、本作の流儀。
マ・ドンソクさんは激怒はしても目的はカミサンの奪還。
決して殺人マシーンってわけじゃないので、最終的には法の裁きに任せるのだ。

敵の表現もどこかコミカルで、全体的に笑わせる気も満々。
エンディング後もハッピーすぎるエンドでなんだかホッコリさせてくれる。

なんか悪い人たちが死なないと感動しますよね。
死んだと思ってたのに死んでなかったりしたしw
最近やたらと死んでばかりの映画しか見てなかったから逆に新鮮w

観て正解だった。

いやー、最高だったわマ・ドンソクさん。

デカくて、ゴツくて、丸くてね。
ド迫力。

後半はこの人が動くたびに画面が揺れてたw

こーゆースペクタクルな俳優ってのが日本にはいないですよね。

とっととハリウッドデビュー飾ってくださいマジでw
マーベルでもワイスピでもいいから。

韓国映画の勢い止まりませんな。
もはや作れないジャンルがないし、予算も潤沢で、ハリウッドに匹敵する世界に通用するエンタメ力。
かつての香港映画を軽々と超越する頼もしさ。

どうでもいいけど、監督は実は熱烈なゴジラファンなんじゃないか?って疑ってしまうテンション上がるシークエンスがありますので、ぜひ気づいて!
どうでもいいですがw

『無双の鉄拳』
観てくれ!

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