『バイオレント・ナイト』

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また1本増えました。

今年からのラインナップに入れておかんとこれは。

クリスマスに観ないとならん恒例クリスマス映画の新たなる決定作誕生。

つーか、クリスマスまでもうすぐじゃないですか実際。

春と夏と秋を越せばすぐにクリスマスシーズン!

楽しみだ!

つーことで、とある景気良さげな金持ち屋敷にプレゼント届に訪れてたら、タイミング悪く武装した強盗集団に乗っ取られてしまう事態に居合わせてしまい、どうにもこうにもサンタの仕事の範囲外だからあいやー…となるサンタさんが嫌々ながらサンタを信じる子供を守るために心鬼になって殺人ダイ・ハードするという本作です。

めちゃくちゃ面白かったw

初期の『ダイ・ハード』と『ホーム・アローン』へのリスペクトも素敵。

特に『ダイ・ハード2』を意識しまくった展開で高齢者のオレはニンマリw

ジョン・レグイザモがウィリアム・サドラーに見えてワクワクするし、ちゃんとジョン・エイモス役の人もちゃっかり用意されてますw

悪党たちの目的が地下のデカ金庫破りだったという部分は1作目を思わせる。

無邪気な子供心であるがゆえにホーム・アローンに影響されまくったえげつないテロリズム的発想の殺人トラップ始動する後半もアツいw

ひたすら消費しまくってキリのない現代社会の強欲な子供たちにうんざりして、なんだかクリスマスなんて知らねーよぐらいにナゲヤリでやる気なくした酒癖悪いやさぐれサンタを演じるデビッド・ハーバーが当たり役すぎw

図体デカいし、顎髭似合うし、顔もサンタのイメージに近い気がするしw

サンタを信じなくなった世界のせいで心のすさみっぷりでサンタの哀愁出していて凄く良かったw

子供の夢と希望の象徴のはずのサンタの殺伐とした荒々しい過去も明るみになり、純粋にサンタ信じて止まない良い子を守るためにはクリスマスを台無しにする悪い子をお仕置きする覚悟を決め、かつての殺人術なハンマー使いの荒技発揮でヘルボーイ的大暴れモード覚醒。

サンタの魔法とクリスマスの奇跡がホワイトクリスマスを赤く染める。

そんなこんなで、サンタも大変なんでした。

まだまだサンタについて知らないことが色々とあったんだなぁと勉強になった。

サンタさん、今宵もありがとう!って気持ちでいっぱいで心満たされて、ベツレヘムのお星さまにすかさずお祈りしましたw

サンタが町にやってきて、良い子はプレゼントもらえるが、悪い子は脳天潰されて、サイレントするはずだったのにバイオレントになってしまう『バイオレント・ナイト』は最高のクリスマス精神礼賛映画。

サンタを信じれば、サンタは死なないのだ。

サンタに感謝して、家族にも感謝。

それがみんなの幸せなクリスマス。

マジでクリスマス大好き!サンタ大好き!

わーい!

メリークリスマス!

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