サブタイトルのダブルタップってムダにつけてますが、これってマジでどうでもいいんですよねw
ダブルタップ。
なんやそれとw
一応ね、なんとなく触れてはくれます。
ダブルタップって何ですかってことを教えてくれます。
全然どうでもいいテキトーな説明だけありましたw
その時点で、あぁ、やっぱ今度も『ゾンビランド』はそんな調子なんだなぁって思いましたw
ダブルタップって言葉を付け足しておきながらの、実際はダブルタップなんてまるで意味とかクソどうでもいいんですよってゆーナゲヤリ感。
そこも含めてマジメにやらないのがマジメというか。
わざとストレート外して、笑いを狙ったゾンビ物って結構あるけど、とりあえず『ゾンビランド』だけ観ておけば事は済みますよね。
ジャンル映画作れないことが持ち味のルーベン・フライシャーさん監督が続投。
キャラクターの立ち方とかからしてもゾンビやる気ゼロなのも清々します。
神経質早口芸が定評のジェシー・アイゼンバーグが解説するどうでもよすぎる生き延びるためのルールの数々。ウッディ・ハレルソンによる変態ブチ切れのプレスリー狂キャラとかね。
エマ・ストーンが10年経っても当時と変わらぬ可愛さ健在の異常事態に対しての妹役のアビゲイル・ブレスリンの激太り風情と巨乳具合が衝撃的というところで、ゾンビなんかより別に見所があったりしますw
ゾンビ映画って性懲りもなくまだまだ作られていて、そのご時世でもゾンビに魅力を感じなさすぎるあまりゾンビをバカにしたくて仕方ない気持ちが、10年間の間に冷めることなく、逆に高まり続けていたことがルーベン・フライシャーさんにこの続編を作らせたんでしょうね。
やっぱゾンビなんかにまるで興味も思い入れもない人がわざわざ作ってるゾンビ映画なので、ゾンビが出ていないシーンの方が実はめっぽう面白かった記憶あります。
そもそもゾンビなんかは『ゾンビランド』という大ボケを成功させるための便利な道具に過ぎないし、ゾンビをマトモに描けないからこその『ゾンビランド』なんだしね。
そんな感じなので、今度も前作とやろうとしてる心がけはブレないままボケへの意欲だけが向上し、ゾンビどうこうよりどうボケようかって所に注力してて、新しく登場するアホすぎるキャラも使って知恵絞ってのボケ展開でエンディングまでひたすらボケてました。
ゾンビなんて知るかボケとw
ゾンビ、ゾンビとゾンビ観てればなんとかなると思ってるいけ好かないゾンビ好きにまみれたゾンビ感染止まらない世の中。何やら文字通りの現状へ皮肉を込めた『ゾンビランド』ってタイトルに思えてもきましたw
映画もドラマもゾンビゾンビってうるせーw
本作のように、ゾンビ作品のゴリ押しから逃れるためのベイビーロンならぬバビロンがそろそろ必要かもしれませんw
つーか、ゾンビばっか観てんなよ、ターミネーターも観ろって話ですマジで。
それがこの映画の真のメッセージですw
凄い真実ですよね。これ以上のタメになる素晴らしいゾンビ作品は作れないです。
それにつけても、結局はビル・マーレイに頼りすぎw
そこは10年経ってもw
一番のボケ有段者w