理屈なしに楽しかったです。
ニヤニヤと笑って、ちょっと泣けました。
笑いと感動。
楽しい時間を過ごせます。
それはほぼ間違いないですね。
エディ・マーフィの映画は一つ残らず全部楽しいし、面白いのしかない。
これもその例に漏れないひとつです。
もーね、これはエンタメ。
内容としては、ほぼ「回顧」でしたけどねw
エディ自身が高齢化したのもあって、なんかこーゆー思い出し作業したくなったのかなw
栄光の80年代のフィルモグラフィを懐かしがって、どうしてももう一回やりたくなってしまったということです。そこで、星の王子というチョイス。
だいたいみんな平均的に好きだしね星の王子は。悪くないチョイスだと思いますw
個人的には『ゴールデン・チャイルド』が良かったんだけどw
30年以上経過しての唐突に星の王子ってことで、結構強引に話を引き延ばして作った続編。
実はアキーム王子はニューヨークのクイーンズ来訪時に婚外子作ってました。王様となった今では子供が娘ばかりで困ってたので息子見つけて跡継ぎお願いしようかなって話です。
古く続く伝統への疑問を打ち出し、様々な生き方や文化を許容し、女性も活躍します。
色々と現代の価値観に適した作り方になってました。
まぁでも、基本的にはただみんなでワイワイと「同窓会」をやりたかっただけというのが本作。
エディとアーセニオ・ホールが同じキャラを似たようなコントで演じてて微笑ましく観ましたw
他のキャストもほぼ健在なんだけど、スゲー老化しまくってて登場なのでウケましたw
ジョン・エイモスもジェームズ・アール・ジョーンズもそもそもまだ存命しててビックリw
同じキャストが総出で貢献してました。
若い世代のキャストも生き生きと楽し気。
女優は美人多くて吉。
復帰後のウェズリー・スナイプスも『ルディ・レイ・ムーア』に続いてエディに起用されていて、ちゃんと元気で安心w
2秒ぐらいしかアクションしてなかったけどw
キャストみんなでノスタルジーに浸りたかったのかもしれないし、当時1作目を観て喜んでたファンもそれに笑顔で付き合ってみたという作品。
「回顧」としてはそれでいいし、これこそが観たかった人も多かったのかもしれない。
映画観てる人もエディと一緒に年を取ったということなんでしょうねw
そんな感じで、星の王子をレンタルビデオ全盛時代にVHSで楽しんだオレとしてはこの続編はもちろん面白かったです。
お祭りなノリなので、画面がエンタメすぎ。
ヒマさえ作ってはひたすら騒いで、歌って、踊ってました。
こうなったら楽しみましょうこれは。