『アントマン&ワスプ クアントマニア』

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なにやら理解しがたいほど否定的な評価が目立っているようですが、個人的にはめちゃくちゃに面白かった!

これを面白がれないヤツはおかしいでしょうどう考えても。

ここまでちゃんとオラオラとSF大作やってる緊張感のあるアントマンって凄くないですか?

アントマンなのに、アントマンにも関わらずやたらと胸躍りました。

これまでのアントマンって基本的にギャグ路線だったけども、今度ばかりはなんか様子がちょっと違ってましたね。

心を鬼にしてマイケル・ペーニャと悪ふざけの仲間たちを地上世界に置いてきたのは正解だったのだ。

その代わりビル・マーレイが大御所として場をさらいますw

アントマンらしい笑いは適度に忘れず、しっかり押さえていくが、でも目の前で迎えてる事態はかつてない異常な次元の危機なわけで、シリーズで最も予測不能でスリリング。

フェイズ5の本気度を伺わせる一発目にふさわしい心掴ませる驚くべき展開で楽しい。

これは油断大敵です。アントマンにはまだまだ表現しきれていない未知の領域あるってことだし、今後の可能性が膨らんでワクワク止まらないw

量子なあまり小さいにも程があるクアンタムワールドに事故って落下してしまうアントマン一家。

まさかクアンタムに知られざる秘密の世界が広がっていたとは寡聞にも知りませんでした。

クアンタムワールドとクアンタムなクリーチャーや生態が見事に作り上げられていて立派w

アントマンとワスプどころかアントマン一家総出でクアンタム。

かつてクアンタムに何十年もの間取り残され、閉じ込められていたピム博士のカミサンがついに重たい口を開き、その恐るべきクアンタムワールドの封印したかった真実が明かされてしまう本作。

ドラマ『ロキ』において初登場したもののその正体には謎多きダイナスティな宇宙の征服者カーンさんがいきなり敵ボスとして相手してくるので、これまでのチンピラとの喧嘩程度とは格が違うのだ。

なかなか軽薄だし、サノスに比べると見た目は凄く体格のいい人にしか見えないカーンさんだが、どーもいまんとこ本気出してなさそうなので、実力が未知数すぎて逆に怖いw

人知れずクアンタムワールド支配してたのも怖いし、実はサノス襲来以来の一番の危機が迫ってしまうんだからアントマンには荷が重すぎるだろというねww

それでもアントマンは気持ちは負けてませんでした。

すでに状況がクアンタムなのにもっと小さくなったり、いきなり大きくなったりして力いっぱい対抗しますし、なんならアントマン一家がみんなで大活躍です。

こうなったら娘までちゃっかりアントマンスーツ着ちゃって飛び回ってるわけですからw

アントマンを食うほどに、ワスプの印象も忘れるほどにピム博士とカミサンにフィーチャーしてくるのがこの最新作の面白さでもあるのだ。

ミシェル・ファイファーとマイケル・ダグラスがここにきての目立ちまくりのバッドアス!

後半は『エンドゲーム』以来のテンション上がりっぷりで死にそうになりましたw

マジで大傑作!こんなアントマンを実は待っていたのかもしれないオレは!

アントマン一家がこれほどまでに一番小さくなってしまうクアンタムしちゃうストーリーなのに、やってることは一番スケールがデカい!

今度は本格的に画面いっぱいに宇宙じゃないのにスペースオペラSFやってて最高。

アントマンったらもうもうもう!!

アントマンなのにこんなにハラハラドキドキするなんて思いのほかな嬉しさだし、そんな感動してる自分にも驚きましたw

これこそ観たかったマーベル映画!これこそ待っていたマーベル映画!

フェイズ5の幕開けがこんなにエキサイティングだとは!

マジで震えました。

『アントマン&ワスプ クアントマニア』、めちゃくちゃ面白かった!

そんなわけでして、フェイズ5は期待しまくることにしましたw

クアンタムワールドのクアンタム表現が断然素晴らしかったし、フェイズ4での準備がようやく実るマルチバースサーガ、新たなる強敵カーンとの対決へ向けたワクワクと背筋ゾクゾクでついに新章始動感で興奮!

みんなまとまってクアンタムしつつも画面で起こってることはめちゃくちゃスターウォーズばりの壮大さで、鑑賞後は誰もがノリノリでクアントマニアになってしまう超常現象が報告されているとかいないとか。

とにかく必見!

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