Netflixオリジナル 『ホースガール』『スペンサー・コンフィデンシャル』

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『ホースガール』

ホースガールってことなので、主役の女がやたらと馬に執着してたw

家では録画済みのドラマ観ながら縫い物が趣味という彼女。

ただの根暗で、地味なマニア女だったのに、途中で頭のネジがふっ飛び出してからの暴走が「社会なんぞ知ったことか」って振り切りぶりで最高だったw

ホースガールさん、名演技で圧巻でした。

お家柄の血の呪いがもたらす伝統芸らしい精神病が発症してからのホースガールさんは無敵w

勝手に変な夢見て、夢に出てきた人と同一人物を見つけたと思い込んでのストーキング。

自分は実は祖母のクローンなんだと言い張ったり、宇宙人のアブダクション説をハイテンションで熱弁するホースガールさんを止められる人はいないのだ。

後半は精神がぶっちぎりにおかしくなって、映っているナンセンスが全部面白くて、本人も実際にオモシレーことばっかしてました。

ホースガールさん、意識もうろうとしながらオッパイ丸出しにしてウロウロw
いいオッパイしてましたw

精神病の人間の気の狂った精神状態と奇特な行いをこれでもかとビジュアル化した作品だった。

『シャッター・アイランド』『BUG』と並ぶ狂人の戯言に付き合わされるという映画的快感。
でも、本作は表現が結構ポップだったりして、女の子っぽいオサレ感出してたw

やっぱこの手の映画は最高に面白い。
何が起きても全部精神病のせいにできるので便利。
楽しすぎる精神病エンタメ。

公式サイト

『スペンサー・コンフィデンシャル』

よくある地元を牛耳る悪党をやっつける話。
『シャフト』とかw

正義漢すぎて周りが見えずに突っ走る主人公が、暴力上司を暴行したことで服役してたけどやっと出所。

その上司が殺されてしまい、知り合いの警官も自殺に偽装されて殺害。

猫好きの同居人のデカい黒人を引き連れて、巨乳で下品な異常性格者の元カノの力を借りつつ、事件の独自捜査を開始。
ボストンの街に潜む巨大な闇に迫るのだ。

主人公を筆頭に主要キャラがみんなどこか狂ってて面白かったw

どーも時代遅れでこじんまりとした犯罪映画だが、マーク・ウォールバーグが相変わらず暴れて元気w

本筋の話の関係ないところで、近所の凶暴な犬に執拗に襲われるシーンに一番力を入れていたりするのがワロタw

銃じゃなくてあえてナタで襲ってくるギャングたちのムダなポリシーも好きw

ただ、監督はピーター・バーグなので期待が半端なかったが、カオスでアナーキーな『マイル22』の後ではちょっと常識的すぎる内容だったかもしれないw

表現はかなり控えめになってた。

明確に分かるのはピーター・バーグがウォールバーグをスゲー気に入っているというまぎれもない事実w

ウォールバーグを断然生き生きと撮れる監督がピーター・バーグなのだ。

この二人のコンビはもう鉄板w

つーか、ここ数年に限るとウォールバーグさんはほぼピーター・バーグの作品にしか出てないイメージしかないw

こうなったら一生二人で映画作り続けてほしいねw

もはや映画館では絶対に上映してくれないような話になっていたので、作り手が自分のやりたいことを制約なく伸び伸びとできるネトフリという環境だから可能なのかもしれないw

最後なんかはちゃっかりと続編ありきのような感じ出してたしw

たぶんなんだかんだと観ちゃうねw

公式サイト

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