『ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー』

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オープニングとエンディングが泣けたのでまぁ良かったです。

なかなかこれは涙出ちゃった『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』。

ブラパン役チャドウィック・ボーズマンさんをトリビュートしたいという気持ちだけで作ってる感じなので、あまりヒーロー物のカッコよさやアクション映画としての面白さの印象は薄いですね。

ティ・チャラ王が死んだってことはブラパンも死んだってことで俺の中では決着のついた事件なんですが、強引に後継者はシュリにしたみたいですw

別にシュリでもいいけど、やっぱカリスマ性や迫力不足は否めないよねってのが素直な感想w

悲しみ、悩めるシュリ王女が落ち込んでるし、ティ・チャラという絶対的な存在を失った悪いタイミングなのに、 世界中が喉から手が出るほど欲しい資源ヴィブラニウムを巡ってのもめごとでワカンダさんたちは頭が痛いのだ。

ワカンダに理不尽な戦争ふっかけてくる物分かりの悪い海の底からパタパタと飛び出してくる新たな敵ネイモアの出現。

失意の中でどんより沈むワカンダは果たして金輪際フォーエバーできるのかってゆー続編です。

ネイモアがビジュアル的にどうしても受け付けられない絶妙なダサさ満載なのに、陰険でしたたかな性格とやたらと強い腕っぷしなミュータント能力発揮してくるので、全体的に結構魅力的に描かれてましたw

第二のピーター・パーカー枠を狙ったような科学オタクのモノ作り派アイアンハートの登場もあったし、アイアンマン思わせるスーツでぶっ飛ぶアクションシーンの見せ場も結構あったんでしょうけど、なんか暗い印象ばかり大きい作品になってたw

やっぱブラパンさんがリアルでも映画の中でも死んでる設定なのでめちゃくちゃしんみりしてたんでしょうねw

テンションがほぼお葬式。

なんとかバランス考えて、気使って笑いも取ろうとしてましたが、それが逆にぎこちなくなってて、素直に笑えない気持ちにさせられて、たぶん目は笑っていませんでしたW

でも、マーベル映画としては絶対に観ておいていいと思うし、ワカンダ・フォーエバーの心意気は死なないという決意が素晴らしいいい話でしたよ。

ティ・チャラ亡き後の喪失感が覆ってるので空気はノーテンキとは行かないが凄く良く出来てた。

哀悼の意味もあるので惜しみつつ、ブラパンの精神を受け継ぎ、前に進んでいきますという意思を力強く表明してて感動的でした。

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