Netflixオリジナル マックG監督の『ザ・ベビーシッター』『リム・オブ・ザ・ワールド』

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やっぱとことん面白いなぁ。

ちゃんと面白い映画を見たいなら、マックGさんなんていかがでしょうか?

そんなわけで、まずは『ザ・ベビーシッター』なんて観たんだけど、面白すぎたよ。

憧れの美人のベビーシッターが悪魔崇拝者だったこと知ってしまった思春期の男の子の一晩の戦いです。

オレの好きな要素が全部そろってました。

セクシーな美女出てくるし、悪魔崇拝とか好きだし、残酷表現も気が利いていて、映画ネタも抜かりない。

マックGってことですからもちろん軽く観れますが、ノーテンキでバカなフリをして、実はちゃんと地に足着いているのがさっすがでした。

男の子が年上の女から痛い目に遭うことで成長を遂げる青春ドラマ。

女が男を破滅させるし、向上もさせるいうテーマが過激な演出の背後にちゃんと描かれている。

やっぱ『ブラック&ホワイト』作った人だけあって意識が高い。

良作。

公式サイト

『リム・オブ・ザ・ワールド』なんかも良く出来ていた。

子供時代の通過儀礼であるサマーキャンプで突然宇宙人の侵略に遭遇してしまった4人の小学生の活躍。

『SUPER8』や『アース・トゥ・エコー』を思わせる少年少女のSF冒険活劇なんですが、マックGならではのエンタメ力で最後まで楽しすぎる。

しっかり者のマックGなので、もちろんちゃんと作ってるんだけど、生真面目になりすぎず、だけど頭は冴えているのだ。

B級映画に見えて、CGもアクションも本格的。

絶妙に安っぽい宇宙生物の造形がどこか作為的で面白いし、それでいて襲ってくる場面はスピルバーグ並にサスペンスなので凄く怖いのだ。

あらゆる人種を取り揃えた主演4人のキャスティング自体がイマドキな社会への気配りで、時代の流れを感じさせてくれます。

全編を通してギャグのセンスも本当に素晴らしい。

なんつっても、ストーリーがやっぱ地に足着いているのが感動ですよね。

子供たちの描写が丁寧で、それぞれが抱える悩みや過去に向き合って、バラバラだった気持ちが一つにまとまる。

それが「宇宙人の侵略」という昔ながらのプラットフォームでエンタメ性十分に描いてくれるのがさすがですよね。

分かっちゃいても、どんだけベタな設定でも、不平不満どころか素直に感動させてくれるのが、マックGの能力の高さ。

ネットフリックスとは相性が良さそうなので、今後ともよろしくお願いしたい。

公式サイト

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