毎日、朝起きた瞬間から何者かに命狙われて、戦っては殺される日常がループしてて抜け出せない主人公が、タイムループに関わる何やらヤバい計画に参加してる科学者の元カミサン救うために、何度も死んで死んで死んで死にまくってはコツコツと「ボスレベル」を目指すのだ。
犯罪スリラーやバイオレンスが得意なジョー・カーナハンってことで、スモーキンAのようにクセの強い暗殺者がたくさん出てきては、軍隊上がりのタフガイヒーローと殺し合う場面に一番力入れてました。
タイムループやSFな部分はほとんどオマケというか、基軸の設定としてはちゃんとあるんだけど、テキトーに受け流しておけばオッケーって感じで作ってました。
メルギブのふてぶてしいラスボス感とフランク・グリロによる安定のアクション。
ナオミ・ワッツさんは真顔で、話の不足部分を埋めていく役割なんですが、ほぼそれだけのために出てきて贅沢な使い方されすぎてたw
せっかくのミシェル・ヨーもちょっともったいない。
マトモに女優使えないんですよね、この監督w
相変わらず。
やりたいことはテンション高くポップな死にゲーを繰り返すことで、多種多様な殺し合いと死に様を重ねながら、経験値積んで難関突破していくゲーム特有の感覚を演出したかったという願望が純粋に伝わってきました。
軽く作った『オール・ユー・ニード・イズ・キル』ですねw
グラセフもウォッチドッグスも好きなので、『コンティニュー』は楽しく観れました。
カーナハンさんなので脚本が意外と凝っていたのも飽きさせない工夫。
エンタメとして潔かった。
特に野心的ではないが、終始楽しい。
カーナハンさんのやりたいことがやれていたので、ちゃんと面白かった。