バカすぎた!
バカでバカでどうしようもなくバカ!
大好きです!w
いやー、脳が止まった。
バカにも加減ってあると思ってたけど、なかったんですね。
大金豪勢に使って、こんなデタラメなバカ映画作ってしまえるのはいいこと。
どーせバカしか観ないし、そもそも映画ファンはみんなバカなので、正解。
バカしか出ないし、ジェイソン・ステイサムもメグもバカ。ザ・モンスターズのみんなもバカ。
バカ向けにバカ丸出しで作ってるので、バカだったなーって感想しか出ん。
話ってか、やってることは一緒。前作の流れ汲んでます。
でも、その具合がずっと脳細胞が全滅するレベルでバカなので、めちゃくちゃ突き抜けた面白さ出てた。
バカに振り切る潔さ。バカを貫く志の強さ。
その気持ちの勝利ですね。
これが見たかったんだという満足感あった。
ジェイソン・ステイサム主演の脳味噌ウンコで出来てるに違いない超絶低能アクション大作として飛躍を遂げてました。
これでいい。
頭はぶっちぎりに悪くしていかないとやっぱ。
サメ映画としてもステイサム映画としてもそこそこだった前作のモヤモヤ感を払拭。
たかが『フェノミナン』なジョン・タートルトーブさんがマトモすぎ、マジメすぎてたので監督交代も吉と出てました。
色々と増幅、増大で大賑わい。満遍なく盛りだくさんでお腹いっぱいです。
冒頭の6500万年前ってテキトーな始まりもめちゃくちゃ頭悪くてすでにバカが始まっていて素敵だった。
海底の開けちゃダメな海溝の穴よりやってきたモンスターズの出現と同時に資源狙いの現金な武装集団という同時攻撃が用意されているので、アクションの見せ場も増えてます。
もちろんメグなんかも3匹に増えて、モンスターからモンスターズってことで、おまけに巨大ダコやらちょこまかと襲ってくる古代の恐竜もどきみたいなのも登場させてバカな続編にありがちな数をとりあえず増やすという物量作戦がお約束として功を奏してたw
ちゃんとモンスター映画としてもパワーアップしてたし、深海モノの不気味さ満点な海底からの脱出サスペンスな前半と海から上がってからの一転してのモンスターズがバカ大暴れでクライマックスを盛り上げるドタバタパニックというバランス構造が素晴らしかった。
モンスターズがあっちこっちにいるし、人間側の敵の脅威もあるので、ジェイソン・ステイサムさん独りじゃ背負いきれずに仲間たちの活躍がクローズアップされてたりするのも続編としていいんじゃないでしょうか。
憎めないけどアホすぎるので迷惑ばかりかける代表取締役のウー・ジンが余計なことばかりして問題を発生させるし、生意気な育て娘は大人びたいので言うこと全然聞かないし、モンスターズは相変わらずバケモノなので、ジェイソン・ステイサムがうんざりしながらもいつもの感じでクールに無敵なアクションヒーローを健気に遂行。
前作では常識的な目立たなかったキャラが率先してお笑い担当に配属になってのベタな笑いを取りに行く作りで、しっかりと『ディープ・ブルー』におけるLLクールJ枠まで用意。
いたるところでモンスターが襲い掛かってくる危険な状況のはずなのに緊張感ゼロで、6500万年の時を超えたバカ同士がバカをやりあってこれでもかと恥ずかしげもなくバカを繰り広げて赤面必至。
バカな人間とバカなモンスターのどんちゃん騒ぎは収拾不能。
ジェイソン・ステイサムの最強感、無双感の演出もこれでもかとバカバカしくて本当に神様レベルでバカ。
バカの一等賞。
何層にもバカな映画で、バカやらせたら金メダルなハリウッドとチャイニーズマネーに物を言わせたい中国が組んだ底力それ見たことかという映画の世界遺産聖誕の証明と確信。
バカなアクション、バカなキャラクター、バカなストーリー。バカなことしか画面に映ってなかった。
そんな感じで、全部がことごとく圧倒的バカだった。
バカも休み休み言って欲しかった。でも、ずっとバカで休む暇なしw
サメ映画の続編として『ジョーズ2』リスペクトはちゃっかりとしてたのは嬉しくてニンマリ。
そんでもって、エンディングを飾るメガロドンラップがめちゃくちゃバカな傑作で死にます。
最高!
騒がしくて、楽しくて、これぞ知能指数マイナス1億のありがたい夏映画って感じでした。
酷暑もどこぞに忘れてしまうバカっぷりで、これ以上の夏映画はないです。
夏を締めくくるためにはこれが最適なバカ映画!
オレはこれにて夏納め完了!
バカにする前に観ろ!9月終わる前に!!
バカヤロー!