『エスケープ・ルーム2:決勝戦』『マーベラス』

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『エスケープ・ルーム2:決勝戦』

結構前の作品ですが、ちゃんと続いている正当続編でした。

とっくに忘れてる人のために、ちゃんと前作の概要をダイジェストで説明してくれる親切設計で助かりますw

前作の生き残りの二人がエスケープ・ルーム開催側の巨悪の本拠地見つけに出かけたら、移動中の街ん中でありながら知らん間にエスケープ・ルーム始まってしまって強引にゲーム再開という続編です。

どんだけ万能で巨大な組織なのか知らないが、やってることの規模がケタ外れだし、不可能なさすぎの常識破壊すぎて、ほとんどファンタジーw

今度はエスケープ・ルーム経験者が意図して集められてましたってゆー計らいで、つまり決勝戦ってことになってますw

『エスケープ・ルーム2:決勝戦』です。

ほぼ前作と同じことやってました。

もはや背後の組織の目的とかどうでもよくて、バカみたいな発想で作り込まれた多彩なルームでのえげつない大仕掛け殺人トラップ発動が見所。

理解するには難しすぎる謎々とまるでピンとこないヒントの数々が前作以上の高度レベルで用意され、テンパりまくる謎解きを命がけに繰り広げ、決勝戦ってことだし勘の良すぎるゲーム経験者の参加者なので、なんだかんだと犠牲者出しながらもちゃんと先に進んでたw

観ている方は提示される問題が難解すぎて複雑すぎて置いてけぼり食らいまくってポカンと口を開けながら、優秀プレイヤーたちがトントン拍子に解決していく決勝戦模様を見守るしかない。

一応後半は色々と前作と関連するサプライズが待っていたり、クリフハンガーな繋げ方で、終始楽しく観ることができました。

3作目があるとしたら、もちろん積極的な興味は湧かないが、機会があればたぶん観ると思うので、次こそとっとと決着付けて欲しいと心の底から思いましたw

なにはともあれデボラ・アン・ウォールは絶対に出てくれw

『マーベラス』

アクションするマギーQを拝めるということで鑑賞。

90年代から定期的に得意のジャンルであるアクションスリラーで良作をちょこちょこと放ち続けて生き残るマーティン・キャンベルさんの新作でした。

世界を巡る裏社会の殺し屋稼業のマギーQさんが、ベトナムで孤児だった時に拾われて以来育ててくれた親であり師匠でもあるサミュエル・L・ジャクソンを何者かに暗殺されて復讐に燃えて、黒幕の陰謀を暴きに乗り出す話です。

作品としては『ザ・フォーリナー』の方がだいぶ出来は良かった気はしましたがw

今回はなんかイマイチ話がまどろっこしくて良くつかめないし、盛り上がらないし、いかんせん演出がどうしてもどこか古臭いw

センスが『ゴールデンアイ』とかやってた時に近いw

マギーQには主演でのアクション映画の代表作が必要とは思っていたけれど、もっと上を目指せるべきというのが本音。

まぁ、マギーQ自体は当然美しいし、様になってるクールなアクションも頑張ってこなしてまして、これはこれでとりあえずは合格点なんだと甘めに評価してみましたw

すでに熟女の色気もムラムラと漂わせ始めてるマギーQでして、敵の組織側であるはずの護衛官マイケル・キートンがなぜかデレデレ顔のナンパモードになってしまって、鑑賞者は白けムード。

この手の役やるなら『アメリカン・アサシン』みたいな渋さと冷酷さに徹して欲しかった。

意外と激しいアクションで結構見せ場ありましたが、マギーQには弱腰なので拍子抜けw

どう考えてもマギーQが好きになるはずがない白髪高齢すぎるマイケル・キートンとの違和感ありまくりの恋愛模様が無理やり展開されて緊張感削ぐし、リベンジ物としても生ぬるい印象を生んでしまって、正直そっちの描写はいらんかったなぁと思いましたw

なんとなく出演してるサミュエル・L・ジャクソンは相変わらずマイペース。ありがたい説教もカマしてたし、悪態もついてて、いつもの感じでした。

ロバート・パトリックは何で出てきたの?

マギーQの魅力を持ってしても続編はないですねこれはw

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