『ミスター・ガラス』

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今年最も恐れていた映画。
それが『ミスター・ガラス』w

観て来てしまったw

シャマランが得意のハッタリ演出でひたすら圧倒し、天性の変態っぷりを遺憾なく発揮しまくったトンデモない代物。

やっぱこの人は脳ミソが正気じゃないし、異次元で映画を作ってるので、ついていける人はごくわずかだと思う。

今世紀ぶっちぎりで狂っているし、ギャグとシリアスが紙一重で繰り広げられる変態ストーリーに悶絶。
こんな映画で真顔で演じ切る役者たちのプロ意識も素晴らしいw

本作のジェームズ・マカボイは間違いなくアカデミー賞にノミネートされるはずですw
24人格に瞬時に変身しまくる多重人格パフォーマンスが地味にスペクタクルw

『アンブレイカブル』と『スプリット』のキャストが全員集合する後半にもムダに興奮してしまったw

『ミスター・グラス』なんて映画は、長年の信者シャマラーにとってはかけがえのない映画の贈り物。
常人にには到底理解できない突拍子も無い狂人の離れ業なのだ。

自分の目を疑うような壮絶な変態映画の金字塔。

クライマックスなんてヤバすぎてた。
アレをクライマックスと呼んでいいのかも分からないけどw

とにかく凄すぎるからねこの映画。

ここまで狂った映画がシネコンなんかで堂々と全国公開されてしまう事自体が恐ろしいですw
間違っても子供には見せられないよね。
こんなワケのわからない話に影響されて精神病になったら困るからねw

まさかの『アンブレイカブル』の正当な続編ということも狂っているし、『スプリット』からのユニバース展開となっているのも混乱を極めて大変な話になっていたw

そして、シャマラン初のトリロジー。
まさかの3部作w

誰がこんな事態を予測できただろうか?
シャマラン自身も本心では相当ビックリしているはずw

シャマランが自身のキチガイ話を自由奔放に展開させているが、終幕は綺麗にまとめているのがしたたかだなと思った。

これまで変態だ狂人だってレッテルを貼ってきましたが、鑑賞後はそれなりに感動してしまったオレがいましたw

メチャクチャなデタラメ話を本気で信じてやっているのが凄いし、役者がいちいち名演技すぎて説得力がやたらと高い。

『アンブレイカブル』からすでに狂人の戯言でしかないのに、あくまでも「エンタメ」として完成させてくる辺り、やっぱインド人は偉いなと思う。

シャマランってやっぱ生粋のロックンローラーだと断言。
大衆を楽しませつつも決して媚びてこないロックな姿勢が一貫していて尊敬してしまう。

コミック文化を利用したスーパーヒーローの実在説を「サスペンス」としてギリギリ成立させながら、自らの常軌を逸した変態センスを大暴れさせてくる。

今回は『サイン』以来のブットばし具合だったし、『レディ・イン・ザ・ウォーター』以来の感動。

シャマラン節がドカンドカンと爆発してましたw

いやー、まさか映画館で観たなんて何考えてたんだろオレw
いまだに自分で自分の神経を疑っています。

シャマランは人の理性を失わせるオカルトな力があるんだろうな。

『ミスター・ガラス』はまだ上映中です。
観たい人はもちろん自己責任で観てきてくださいw

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