最高でした。
こんなに面白かったなら、面倒臭がらずに映画館で観れば良かったw
オレは『スター・ウォーズ』は別に特別好きじゃないんですよね。
全然ファンじゃない。
あくまでもたくさんある面白い映画のひとつに過ぎないし、それ以上でも以下でもない。
同じ宇宙なら『エイリアン』や『インターステラー』の方が好みです。
それでも、『フォースの覚醒』は念のために観に行ったし、『ローグ・ワン』に至ってはその年のベストワンでしたw
新作映画としてちゃんと楽しめているのは間違いないです。
そんなオレでも分かりました。
『最後のジェダイ』は本当に素晴らしかった。
最近知ったんですが、なにやら世間ではこの作品の評価がやたらと低いとかw
気になって色々と批評を読んでみたりしました。
ちょっと不当な酷評があまりに多くて、それが意外すぎてビックリしてます。
オレはちゃんと最初から最後まで観て、「こんな面白いスター・ウォーズは初めてだ!」なんて素直に感動しました。
酷評する部分なんて一個もないし、それどころか旧3部作から通して一番好きな作品(スピンオフを除く)かもしれませんw
なんででしょうね。
なんでこんなに楽しめたのか。
それはたぶん『スター・ウォーズ』にまるで思い入れがないからだと思いましたw
そう。
オレが思うに、『最後のジェダイ』は『スター・ウォーズ』に興味がなければないほど楽しめる。
酷評の多くが『スター・ウォーズ」を好きすぎる人たちによるもので、その内容も前提としてファン視点が多かった気がします。
『最後のジェダイ』は、「スター・ウォーズらしさ」を作為的に軽視した作りで、かなりの異色作になっていました。
演出もどこか実験的というか、いつもと空気感も違うし、展開にクセがあるんですよねw
なんてゆーか、色々と凄く自由でした。
これまでの『スター・ウォーズ』はもうここにはありませんw そんなの無視です無視w
監督・脚本は『LOOPER』のライアン・ジョンソンで、この人は個人的にとても評価しています。
話がブットんでいて、常識に囚われないロックンロールな脚本を書いている人。
『最後のジェダイ』の脚本も凄くロックだったw
ルーク・スカイウォーカーの精神病、レイア姫に起こるオカルト現象、マーベル映画のようなグロテスクな敵、唐突に始まるレイとカイロ・レンの超次元の交流、シュールなライトセーバーでの戦い、空気を読まないでブチ込まれる笑いw
賛否両論巻き起こったのも納得の物議をかもし出すパワーとセンスが爆発してる一本。
熱心な『スター・ウォーズ』ファンが納得しないのも分かるけど、こんな『スター・ウォーズ』も悪くないじゃんw
映画館で見逃した人はぜひこの機会に!