凄い!ノオミ・ラパスが7人もいる!『セブン・シスターズ』。

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スゲー面白かったです!
なんつったって、ノオミ・ラパスがたくさん出てくる。
2人や3人じゃないですよ。

7人も出てくるんですw

ノオミ・ラパスさんが7人って信じられない設定ですよね。
まさかの7つ子ですよw
そもそも物理的に産めるのか?って話ですがw

しかも、多すぎて名前付けるのが面倒だったみたいで、月曜日、火曜日、水曜日。。。。って感じでナゲヤリに命名されてしまうのですw

画面中が1週間分のノオミ・ラパスさんで埋め尽くされるだけでも死ぬほど見応えあるんですが、この映画は今の社会の延長線上の社会を描いていて、ディストピアSFとしての志が高い。

人口の爆発的増加、食糧不足などの社会的背景があって、児童分配法という法律によって子供は家庭に一人のみと数が制限されている。
いわゆる一人っ子政策ですね。
2人目以降の子供は強制的に収容され、冷凍保存されてしまうのだ。

日本では人口減少が問題だが、地球全体で見れば多すぎるぐらいなのが現状。
このまま行くと100億を超えると懸念されているのだ。

地球が限界を迎えてしまうという切実なテーマを据えたミステリアスなSFスリラー。

原題は”What Happened to Monday ?”

そう。
つまり、「月曜日さんに何が起きたのか?」ってことがとっても重要な話なのだ。

ノオミ・ラパスさんがこれだけいると、ちょっと異常な圧みたいなものが画面から感じられました。
ほとんどの主演映画で不幸な展開が降りかかるので、7人のノオミ・ラパスって不吉すぎるw
で、本当に不幸が襲い掛かる展開になるのでビビりますw

月曜日さんの身に何かが起こってからは一気にストーリーが動き出します。
「1週間」の間に容赦ないショッキング展開が待ち受けます。

7人それぞれが見た目も性格も得意分野もバラバラでぶつかり合い、キャラクターごとをドラマティックに描く脚本がセンスありました。

ノオミ・ラパスさんの神がかり的な名演技で7人全員に共感させてくれた。
かなり体張っていて、生々しい血と傷を負いながらの激しいアクションを見事にこなしていました。

監督が『処刑山』『ヘンゼル&グレーテル』の人。
おとぎ話の国からやってきた北欧人ということですが、過激なバイオレンスの背後にどことなくファンタジックな臭いを感じさせてくれます。

『セブン・シスターズ』は問題提起の深いシリアスなSFだけど、説教臭さは微塵もない。
娯楽性は十分で、同時に暴力表現には妥協がない。

そして、最も評価すべきはもちろんノオミ・ラパスさん。
彼女の存在がスペクタクルの一言だ。

グレン・クローズの顔の怖さ度 100点満点!

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