『Swallow/スワロウ』『アンモナイトの目覚め』

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『Swallow/スワロウ』

今年のトップクラスに入れたいし、最終的にはたぶん入れる映画。

かつて見たこともないとっぴょうしもないやり方による主婦の精神病発症が凄くスリリングに描かれますし、主演のヘイリー・ベネットさんの渾身のキャリア最高の名演技によって最後は涙出ます。

金持ちエリート銀行員な成功者旦那と結婚できて豪邸幸せ生活送ってるはずだった専業主婦の鑑であるヘイリー・ベネットさんでしたが、念願の妊娠もかなって順風満帆な人生勝ち組やったーって思っていたはずが、ある日突然に身近な色んな物をガチでスワロウしはじめてしまい、抑え込んできた心の鬱屈や闇があらわになっていく話。

最初はビー玉あたりから初心者が飲み込みやすい形と大きさ。それがだんだんと鋭利だったりと危険なチョイスにエスカレートしていくことで、鑑賞者への視覚的刺激も高まり、ハラハラもエスカレート。

妊娠しているという状況がさらに緊張感増しているわけです。

悪化してくことで、主人公の内面に抱えた問題も次第に露わになっていくという具合。

家閉じこもりのヒマな専業主婦のわがままに付き合うだけなんじゃないかって最初は危惧しましたが、最後は涙出ました。

なんか自分という存在を全面的に肯定して、自尊心持って、個人として自信持って生きようよって思いました。

ラストで下す主人公の決断に対しては正直、複雑な気持ちにもなったし、賛否あるかもしれないが、「生まれ変わる」という意味で考えると自然かなって納得はしました。

選択肢としてあっていいし、でもなかなか攻めてましたね。

エンディング曲がこれまた主人公の心境に寄り添った感じが凄く出てて、なおさら泣けます。

傑作でしたねー。

『アンモナイトの目覚め』

これも今年のトップレベルの衝撃作。

可愛らしく社交的な若妻シアーシャ・ローナンと化石オタクで人間嫌いの中年女性ケイト・ウィンスレットがメチャクチャにクンニしあいます!

エロすぎます!

エロにも程があるわけで、今度こそ酸欠起こして、気絶しそうになりましたw

信じられませんでした。

シアーシャ・ローナンの華奢な肉体とケイト・ウィンスレットの豊満な肉体の世紀の性器対決。

頭おかしくなりそうな常識破りのエロでした。

誰もがひれ伏す名女優すぎる二人の激しいセックスの臭いプンプンな熱いレズなエロ話なんですから、コリャ鼻息荒くしっぱなし。

そんな映画を観れる幸福ね。
生きているとマジでいいことありますよね。

ケイト・ウィンスレットの化石化したアンモナイトが欲情して、目覚めさせちゃうほどシアーシャ・ローナンの魅力は計り知れないんだね。

ケイト・ウィンスレットが無愛想で対人能力がちょっと問題ありの堅物だったのに、シアーシャ・ローナンがそんな閉ざされた心に潤い与えちゃうというドキドキ。

美人人妻に心奪われていくケイト・ウィンスレットが演じる心の動きがやっぱ凄いんですよね。

ほぼ表情を変えずにも、恋愛によって生まれる色んな微細な感情を細やかに表現する上手さが圧巻で、無邪気な可愛さと愛嬌でケイト・ウィンスレットを惑わし、誘うシアーシャ・ローナンもさすが。

最高すぎる二人の最高すぎるエロ。

豪華なアクション映画観てるかのようにテンション上がったw

性的緊張感と共に、恋愛関係でのお互いへの妥協や依存に終わるのではなく、自分の生きる道をしっかりと持つことが最後に提示されており、現代らしい女性映画としてのアピールも立派に描きだされてた。

主演二人のアカデミー賞も震撼の必殺な素晴らし演技力によってオレはマジで絶頂死しましたw

大興奮の大傑作ラブストーリー。

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