サンタクロースがカート・ラッセルです。
その時点でもう100億点満点の傑作決定!w
カート・ラッセルなのに、サンタクロースを演じてるなんて絶対的に面白いに決まっているからですw
その確かな根拠通り、『クリスマス・クロニクル』は超面白かったw
カート・ラッセルと言えば『遊星からの物体X』『デッドフォール』『ニューヨーク1997』『ポセイドン』『エグゼクティブ・デシジョン』『スコーピオン』。。。と出ている作品がことごとくすべて死ぬほど面白いことで有名。
まさにトムクルと並んで映画の神様、エンタメの精神を体現しているような敬うべき存在。
そんな人がサンタクロースを演じるなんて、その設定だけで成功が約束されたようなものw
逆にこれまで演じていなかったのが不思議なぐらい。
サンタのイメージを覆す驚くべき生態をドンドコ発表する本作は、カート・ラッセルだからこそ作り出せるサンタの新しい時代の到来。
これまで誰も想像し得なかったサンタ像が満を持して、ついに日の目を見たのだw
警察とカーチェイスを繰り広げるサンタ、留置所で収容仲間とライブを開催するサンタなど、誰もが観たかったサンタがすべて詰まっている贅沢さw
サンタと一般人の兄妹が一緒になっておもちゃ配りに奮闘するというストーリーも変わっていて新鮮なクリスマス映画だった。
クリスマスの精神は抜かりなく描かれていて、結局結構ウルッとなってしまうクリスマスらしい感動作。
トナカイたちの健気さ、エルフたちのかつてない可愛さとかも見所。
『ポーラー・エクスプレス』のエルフたちは小さいだけで顔はオッサンでしかなったが、本作のエルフたちはお目目が大きくて、動物のぬいぐるみみたいで愛らしさ爆発だ。
カート・ラッセルの圧倒的サンタ像が余りあるほどの幸福をもたらす最上のクリスマス・エンタメ。
ラストにはカート・ラッセルつながりのあの女優も登場で、事情を知っている人はクスクス笑ってみるのもいいかもしれない。
今年のクリスマスにはぜひ観よう!