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小学生向け。
大人の鑑賞に耐えられない稚拙なIQ底辺エンタメ。
始まってすぐに「あぁ、これはつまらないな」って野性の勘というか映画的な経験値で断言できたからねw
退屈なストーリーと軽薄な世界観。
緊張感も人間味も欠落したキャラクター。
魅力のないモンスター。
続きが作りたいだけの気持ち先行のテキトーなエンディング。
とりあえずそれなりにスペクタクルに見えるアクションシーンを演出しておけば、鑑賞者は高級エンタメを観た気になるだろうってゆー不真面目さが見え見え。
トニー・ジャーかイコ・ウワイスを出しておけばオッケーという昨今ハリウッド映画に目立つキャスティングの浅はかさの悪しき見本としても指摘したい作品。
ポール・アンダーソンはかつては『イベント・ホライゾン』『ソルジャー』『デス・レース』なんかで向上心の高いジャンル映画を一生懸命作っていたけど、バイオのフランチャイズがハンパに成功したもんだから、もう挑戦しなくなったし、成長も諦めた。
作り手としてのハートがなくなったんでしょうね。
彼の中には熱さがもうない。
カミサンであるミラ・ジョヴォヴィッチのプロモ映画をいかにカッコよく撮るかってことだけに注力してる人。その意味だけにおいて優秀。
でも、こっちとしてはだからなんだってことにしかならないw
マトモな映画を観たい人には苦痛でしかない。