『ザ・プリンセス』

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暴君との政略結婚お断りしたがために、塔の上に閉じ込められたプリンセスが実は優れた戦闘能力の持ち主だったので、人質に囚われた家族を解放するために渾身で脱出試みるというファンタジーなディズニーらしいアクション『ザ・プリンセス』が他愛ないが、それなりの血の暴力も振るっていてなかなかエンタメでした。

シュッとした美人ではないけども、チャーミングなジョーイ・キングが腕っぷし強くて剣術使いのプリンセスを颯爽と好演。

ブラピに負けず劣らず目立ちまくってた『ブレット・トレイン』観たばっかなので、主演でのアクションシーンが延々と観れるのは嬉しい限り。

パワー不足は否めずも小回りの良さとテクニックで危機を切り抜けてましたw

それなりに見栄え良く演出された殺陣をテキパキ披露してくれて、気持ちいぐらいにザクザクと刺しまくってくれます。

意外とザクザクやってましたね。

もっと子供向けで控えめかと期待値下げてましたが、そこそこ満足させる刺殺ザクザクのカタルシスがありました。

塔の最上階から地上を目指し、送り込まれる大勢の敵を効率よく殺害しながらの展開が逆バージョンの『ザ・レイド』みたいで楽しいw

プリンセスの師匠を演じるのがなんつっても『ハイ・フォン ママは元ギャング』『オールド・ガード』で知られるアクション演技の評価高いベロニカ・グゥさんなので、心に残る有難いお言葉あり、共闘での頼もしい活躍ありで、そこが一番熱い。

暴君の愛人オルガ・キュリレンコの器用に殺人鞭を使いこなす残忍な暗殺者役も怖くて、見ごたえありました。

プリンセスも受け身で気取ってる時代は終了。

自力で鮮血浴びながら乱暴に人殺しする時代が令和。

バカバカしくも有無を言わせないシンプルな面白さで、ずっと楽しませてくれた。

いいと思います。

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