Netflixでたまたま見つけてぼんやりと観てみたら、ワケもわからず夢中いなってしまい凄く面白かった作品。
これまた風変わりです。
とにかく変な映画ですw
変だし、始まって結構すぐに「え、何コレ?」って思うw
このなんとも言えない不可解さは、主に主人公の正体、存在に関する謎がやたらと多すぎるせいなんだけど、そのせいで話も本当に予測がつかない。
何も分からないことしか分からないのだw
だけど、観始めたら止められない魅力がハンパない。
作品のこの異色っぷり、尖がり具合は傑出してます。
どこか昔の探偵映画とかフィルム・ノワールに近い雰囲気を出していますが、もうブットびすぎていて説明するのもナンセンスというか、既存の枠にははめられないかつて無い面白さに満ちています。
謎すぎる私生活を送る無口で、無愛想で、ゴツい主人公が近所をウロウロする姿がもーね、マジで異様w
主人公の奇怪な言動を追っているだけでかなり面白いと思うw
「ただの人間じゃないなコイツ」ってことだけはすぐに分かるんだけど、それ以上は本当に後半にならないと絶対に分からないw
謎の方が圧倒的に大きいままで、いいヤツなのか悪いヤツなのかも分からないw
そこにどんどん色んなことが起きて行くので、さらに話がどう転んでいくのか分からなくなるw
この映画はなんでしょうね。。。傑作ですね間違いなくw
強烈な暴力がそれなりに描かれるし、オカルトホラーのように凄く怖いような気もするんだけど、時々凄くほのぼのしたりするのが絶妙w
恐ろしい状況のはずなのに、笑うしかない場面があったりする。
真剣なスリラーのようでシュールなコメディのようでもあるので、どう整理するべきか迷うんだけど、素直な感想としてとにかく面白すぎる。
たぶん日本では土壌として作りづらいタイプの作品だと思う。
全体像は容易には掴めないし、どんな映画かと聞かれても困るというのが本音だが、観て後悔することはないと思うw
逆に必見の面白さ。
それだけは確実。
とりあえず観ましょうw