なんか実話なんですかこれ?
似たようなことがあったみたいですね何やら。
凄く面白かったです。
ホームレスが凍死したくないがために、パブリック図書館で立てこもって、暖をとってみた話。
ピザ食べて、寝そべったり、ボードゲームやったりする平和な時間を過ごすのだ。
エミリオ・エステベスさんがブレック・ファスト・クラブ以来ライブラリーに戻ってきてくれる名作。
迷惑かけられ側であるはずが、シェルター満杯で生きるか死ぬかの切実な状況で暮らすホームレスさんたちに理解を示し、一緒に立てこもりを主導していく図書館員の姿が素晴らしい作品。
図書館ってことなので、ちゃんと図書が物語を描く重要な役割を担うアイテムになってるのも考えられていて、なるほどなぁと思わせます。
依存症や失業や精神疾患で行き場を失って色んな意味で孤立に苦しんでいる人たちが実際にいて、そんな人たちも人生あるんだよ、生きないとならないんだよって社会で起きてる過酷な現実を説教臭くならず、エミリオさんのマジメだけどユーモアのセンス忘れずに、穏やかな性格で良く表現された気持ちよく観て終われるいい映画。
オレも将来的にホームレスになった時は、冬なんかは特に、近くの図書館に優しく、温かくかくまってもらいたいです。本読めるしね。
日本もこんな物分かりのいい弱者を思いやる図書館を作って欲しいです。
公共施設のあるべき姿、どう機能すべきか、役割とは何ぞや。
そこら辺への確固たる熱い思いも伝わりました。ありがとうございました。
嫌なヤツのようでも結局いい人しか出てこないし、エミリオさんの純粋で無垢なぐらいな思想を感じますが、スマートなセリフのやりとりと気の利いた脚本があって、役者たちの素敵な演技が功を奏してました。
『グッドナイト・ムーン』『ラブ・オブ・ザ・ゲーム』以来大好きな可愛すぎるジェナ・マローンが大人になっても可愛いのに、環境保護にハマってて、母親思いで、ビッグ・マウンテンの名曲ベイビー、アイ・ラヴ・ユア・ウェイが大好きな善良な同僚役を演じてる時点で可愛さ100億点満点。
死にそうなぐらいジェナ・マローンが好きなのがオレw
最高でした。
『交渉人』『アサルト13』『ホステージ』とか立てこもり映画が大好きで仕方ない人にも見逃せないおススメ作品になってます。
いくらなんでも図書館をホームレスが立てこもる話は観たことないだろうから、多くの人は驚き、夢中になって、絶対に楽しめます。